機動戦士ガンダムAGE 第1話「救世主ガンダム」

さて、今日から新しいガンダムが始まりました。
レベルファイブの日野さんが脚本を担当したり、三世代に渡る物語となるなど、従来のガンダムから大分路線を変えてきた印象があって放送前から話題に事欠かなかった作品でして、自分も結構楽しみにしておりました。
で、早速1話を見た感想を語らせて頂こうかと思うんですが、まぁとにかく主人公の年齢の低さに違和感を覚えてしまいましたね。
たったの14歳でガンダムを開発したりとか、流石に設定に無理を感じてしまいましたんで。
まぁパイロットとかではVガンダムウッソ・エヴィンとかはもっと若かったですし、*1年齢的にアムロジュドーとかともさして変わらなかったりするんで、動かして見せたりするのはまだ目を瞑ることは出来るんですが、やっぱ開発に携わっていて大人からも認められているってのはやり過ぎだったんじゃないかと。
いくら若き天才とか言われたとしても、高校生ぐらいの年齢でだってこれには無理を感じそうなんで、やっぱここまでの立ち位置のキャラをやらせるなら19才程度の年齢設定は必要だったんじゃないでしょうかね。
もしくは若いなら若いでユニコーンバナージ・リンクスみたいに、年の割に大人顔負けの貫禄と思考を持たせてみるとかね。
何かやってる事と人物の中身の釣り合いが取れてないのが自分の中で許せなかったのかもしれませんな。
あと何か戦闘がしょぼく感じたような気がしますね…。
あのビームダガーみたいなので敵を倒していましたけど、刺し方がどうにもカッコ悪かったですなぁ。
折角のガンダム初戦闘という見せ場でしたし、AGEの世界でも14年間ほとんど誰も歯が立たなかったUEに勝利してみせるという重要な場面だったんですから、普通にビームサーベルで真っ二つ的なアクションとカタルシスは欲しかったです。
そんな訳で近年のガンダムシリーズの第1話としてはちょっと掴みが弱かったようにも感じます。
SEEDやユニコーンみたいにガンダムに辿り着いて終わって、次回の活躍が気になるって引きも無かったですし、00のコーラサワーみたいなぶっ飛んだキャラも登場せずで、好きになれそうな人物も今の所いませんしね。
もちろんガンダムだから見続けるつもりではいますけど、正直ガンダムじゃなかったら切ってたかもしれません。
でもまだ1話目ですから、悲観的に捉えるのはよくありませんな。
これから慣れてくる部分もあるでしょうし、魅力的なキャラもどんどん出てくるはずですから、それを信じて2話目を待ちたいと思います。

*1:確か13歳。ちなみにアムロは初登場時は15歳で、ジュドーフリットと同じ14歳。