- 作者: 久住昌之,谷口ジロー
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2000/02/01
- メディア: 文庫
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「孤独のグルメ」の文庫版です。
お値段は中古で320円でした。
また例大祭でワッツの家に泊まった時の話なんですが、あの時にこのマンガのドラマを見せてもらったんですよ。
それがなかなかに面白かったんですが、実はこのドラマが宮城でもお昼に放送されている事を最近知ったんです。
なのでnasneで予約して見たんですけど、間の悪い事にその回が最終回でした。
気付くのが遅すぎたなぁとちょっと後悔したものの、それなら原作を読んでみようと思い立って手にした次第です。
けど実はこのマンガ、数年前に一度古本屋で見かけた事があるんですよ。
あの時は新装版という一回り大きなサイズだったんですが、ちょっと表紙の状態が悪かったので立ち読みだけに留めておいたんですが、内容もあの頃の自分には面白さがいまいち分からず、何でこのマンガのコラージュがよくネットで出回っているのかも理解できませんでした。
しかし今読み直すと、五郎ちゃんが様々な事を思いながら飯を食って締めにタバコを吸うだけのこの雰囲気と佇まいが味わい深く、不思議な魅力を感じる事が出来ました。
そしてまたたまに変な台詞をいうところも面白いですね。
何で焼肉食いながら「うおォン、オレはまるで人間火力発電所だ」とか言ってるんだと思ってしまいましたんで。
多分こういう妙な発想からくるコアな笑いと、五郎ちゃんへの親近感が読者に受け入れられてネットでも愛されたんでしょうな。
しかし原作を読むと今度はやっぱりドラマが見たくなってくるな…。
仕方ないから最終回を見直すか…。