M3の戦利品


なるけみちこさんの「FEEDBACK」シリーズです。
Amazonでの紹介は2ndだけですが、実際は1から3まで全部買っています。
M3のカタログを読んでいてなるけさんの名前を見つけた時は思わず声を上げるほど驚いてしまいました。
そして何が何でもこのスペースにだけは行こうと決意し、実際にM3開場からほぼ真っ先にこちらへ赴きました。
けどここで買い物をしていた時に驚いたのはなるけさんご本人にお会いできた事より、自分の前に並んでいた人が「FEEDBACK 3ED」を10枚も買っていた事でした。
流石になるけさんも「えっ、10枚!?」って言ってましたんで。
それ見たら自分も負けられないと思って、1から3まで全部手に取ってしまった次第です。


で、これらのCDを聴いた感想ですが、本当になるけさんの音楽は凄いと心底唸ってしまいましたね。
なるけさんの音楽と言うと自分の中では「ワイルドアームズ」が真っ先に頭に浮かびますが、それを彷彿とさせる音楽がやっぱ収録されているんですよ。
「風の市場」って曲なんですが、これはもう紛う事無きワイルドアームズですな。
口笛に始まり、クラシックギターアコーディオンで彩られる旋律は異国情緒満点です。
タイトルは市場と付いていますけど、個人的にはRPGのフィールド音楽として使われても違和感が無くて素敵です。
と言うかこんなフィールド音楽があるRPGあったらやりてぇよ!!
ああ、本当に聴くだけでオレの耳がさすらっているようだ…。
それと同じカッコいい系なら2NDに収録されている「闇を駆ける」って曲も良かったです。
乾いたギターの音色がマジで素敵…。
一発で惚れてしまいましたよ。
しかしながらカッコいいばかりでは無く、きれいな曲もあるのが凄いですね。
1STの最後に収録されている「F」って曲は久石譲さんの音楽を彷彿とさせるような、夏の情景をピアノの調べに乗せて切り取った感じがまた素晴らしい…。
何か夏休みの夕方とかを思い起こさせるようで、涙腺が思わず緩んでしまいます。
M3の作品に限らず色々な音楽を聴いてきたつもりでいますけど、本当になるけさんの引き出しの多さには感服いたしますな。
次はどんな音楽で魅了してくれるのか、楽しみが尽きません。
そしてこんな音楽に出会えるM3はやっぱ凄いです。
本当に年1で良いから通いたいなぁ…。
来年も行けたら良いなぁ…。