最近の買い物

ゴールデンカムイ」の1巻と2巻です。
お値段は中古でそれぞれ350円でした。
これは蝦夷地を舞台に8億円相当の金塊を巡って行われる争奪戦を描いたマンガなんですが、ここ最近は艦これのアンソロジーとかばっかり読んでいたので久々にガチの殺し合いとかが行われる血生臭いマンガを読んでいる気がしますね。
なので血沸き肉踊るバトルを楽しんでいるのかと思われていそうですが、実はそうではありません。
この作品を読んでて一番面白いと思っているのはアイヌの生き様です。
獲物を捕るための罠の張り方、自然への信仰、独自の物の考え方など、読んでて「ほー」と思える事ばかりで面白いですな。
自分も会社の慰安旅行で北海道に行った時にポロトコタンというアイヌの集落を見る機会があったんですが、あの頃はアイヌの知識なんて無かったので正直興味はこれっぽっちも持てませんでした。
なのでもっと早くこのマンガに出合っていたらもうちょい有意義な時間を過ごせたんだろうと思えて、ちょっと損した気になってしまいます。
ただマンガの本筋はルール無用の残虐サバイバルバトルなので迂闊に手を出すとショッキングなシーンの連続で、心臓に悪いかもしれません。
面白いとは思いますが、血が苦手な方はよく考えて手に取る事をお勧めします。