今日の戦艦少女




ドイッチュラント級巡洋戦艦「ドイッチュラント」「アドミラル・シェーア」「アドミラル・グラーフ・シュペー」の3姉妹です。
以前に戦艦少女には「ロリ戦艦というものが存在している」とお話しましたが、この三隻も言ってみればそのロリ戦艦枠に該当する存在です。
が、こういう容姿になったのにはきちんとした理由があります。
戦艦少女では巡洋戦艦というカテゴリに属していますが、ドイッチュラント級は正確にはポケット戦艦と言われており、ベルサイユ条約下で戦艦を建造したらこんな小型になってしまったという経緯があります。
現在の規模で言うと重巡洋艦と言った方がしっくりくるサイズなんだそうですが、正確な呼称はポケット戦艦で、ゲームじゃ巡洋戦艦で、本来は重巡洋艦の規模と言われると思わず「これもう分かんねぇな」と言ってしまいそうになりますな。
そんなドイッチュラント級ですが、入手までには色々なドラマがあったりします。
この3姉妹の内、初めてお目に掛かったのは次女のアドミラル・シェーアになります。
ただお目に掛かったと言っても手に入れた訳ではありません。
ゲームを始めて間も無く開催された旧正月イベントで衣装だけ手に入れたんですよ。

最初見たときは自分もその幼さから「駆逐艦かな?」と思って着れる戦艦少女を鎮守府から探してみたんですが発見できず、調べてみたら巡洋戦艦だと分かって「ああ、きっとこいつを手に入れられるのは相当後なんだな」と思って初めて手に入れた衣装の使用は諦める事になりました。
それからしばらくして海域攻略を進め、4-3の攻略中に出たのが末っ子のアドミラル・グラーフ・シュペーです。
この子を手に入れた時に真っ先に思ったのは「あ、これハイスクール・フリートの奴か!」って事でしたね。
劇中で広島弁を喋るヴィルヘルミーナ・ブラウンシュヴァイク・インゲノール・フリーデブルクが副長として搭乗していた艦のモチーフがこのシュペーだったので何となく縁を感じて育てていたんですが、レベルが40ぐらいになった頃にシェーアの妹だったという事にwikiを読んでてようやく気が付きました。
そしてそこから更に調べてもっと上の姉もいる事を知ったので、じゃあ姉妹を全部揃えてやるかと一念発起して最近はドロップが見込める第5海域にばかり挑んでいた次第です。
で、5-3で姉のドイッチュラントをゲットしたんですが、シェーアはなかなか出てくれません。
仕方ないので昨日は気晴らしに仙台のメロンブックスへ行ってたんですが、そこでこんなのを見つけてしまいました。

ドイッチュラント級同人誌の「官費旅行」です。
何とこれ、ただの同人誌では無くドイッチュラント級をデザインしたLino氏が直々に参加しているという驚きの一品です。
今まさにドイッチュラント級を揃えようとしている自分には打って付けの本だと思って是も非も無く購入しましたが、表紙を大々的に飾っているのが未所持のシェーアってのが何とも悲しかったです。
しかしこの本が誘い水になってくれたのか、今朝の5-5の出撃でとうとうアドミラル・シェーアが出てくれました。
これでようやく姉妹も揃い、初めて入手した旧正月の衣装も日の目を見る事が出来ましたよ。

けど目標を達成したのも束の間、今度はまた別な問題が浮上してしまいました。
あのメロンで買った同人誌なんですが、中国で販売されていた分にはシリアルコードが付属していてシュペーの限定衣装がもらえるという特典付きだったんですよ。

せっかくなんだからそっちが欲しかったなぁと思ったものの、読めない中国語版を手に入れても本としては無意味ですし、そもそも日本版の戦艦少女Rにはこの衣装自体実装されていないのでシリアルコードを手に入れた所でそれこそ宝の持ち腐れとなってしまいます。
この辺が日本版を遊んでいる者のジレンマだなぁと思いつつ諦める事にしましたが、不思議なのがここまで優遇されているのにドイッチュラント級には一切台詞が実装されていないんですよね。*1
衣装とかよりもっと充実させるべき事があるよなぁ、と。
でも同人誌じゃ性格付けもしっかりしてたので近い内に台詞も実装されるんだと思われます。*2
今はそれを楽しみにしておきましょうかね。

*1:戦艦少女にはグラフィックやキャラクターが存在していても台詞まで手が回らないまま実装されている子が何人かおります。

*2:長女の趣味が「スーパーの牛肉特売日を待つこと」って設定に笑ってしまった。