今日のサントラ&東方アレンジCD

「深秘的楽曲集・補」です。
お値段は700円でした。
これはPS4版の東方深秘録に付属しているおまけサントラになります。
Windows版からの移植に際して鈴仙・優曇華院・イナバが使用キャラとして実装され、それに伴って追加曲も増えたので作られたのがこのCDです。
元々深秘録は東方の同人アレンジ界隈で例大祭の壁を張っていたようなアレンジャーが多数参加している事で有名でした。二色蓮花蝶は豚乙女のコンプさん、恋色マスタースパークはn-toneのoikoさん、感情の摩天楼は銀森のNYOさん、大神神話伝はazure&sandsの鯛の小骨さん、聖徳伝説はCROW'SCLAWの鷹さん、芥川龍之介の河童はゆうゆP、ハルトマンの妖怪少女は岸田教団の岸田さん、佐渡の二ッ岩は石鹸屋の秀三さんと知っている人からすれば目玉が飛び出るような豪華ラインナップです。
こんな面子の作るアレンジ曲でゲームができるなんて「やっぱ東方の音楽を…最高やな!」と思いそうなもんですが、自分はこのゲームを全くやっていません。
だって格ゲー苦手だもん。
ただ自分みたいに稼いだ金握りしめて例大祭で汗水垂らしながら東方アレンジ買い漁っていた者にとっては、ゲームやらなくてもこのサントラ聴いただけで満足出来てしまうので、逆に言うとその音楽作品としての完成度は想像に難くないかと思われます。*1
アレンジだけじゃなくて「竹林インフレイム」とかのあきやまうにさんオリジナル曲とかもメガマリのパチュリーステージっぽくて素晴らしい出来でしたし、ZUNさんが茨木華扇のテーマ曲として書き下ろした「華狭間のバトルフィールド」にも感慨深い物があって個人的に深秘録のサントラはやっぱ名盤だと思ってますんで。
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そんな深秘録のうどんげの曲「狂気の瞳〜 Invisible Full Moon」もまた超有名なアレンジャーさんが担当されています。
それが誰かと言うとビートまりおさんです。
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もうね、良い意味で昔から何にも変わってない。


(懐かしすぎて涙が)で、出ますよ…。
この疾走感を堪能してるとナイト・オブ・ナイツとか聴いてた頃を思い出すなぁ。
しかし「Help me, ERINNNNNN!!」で「うどんげぇぇぇぇ!!」とか叫んでた人が本当に公式でうどんげのテーマ曲をアレンジする事になるとは皮肉と言うか、あの当時の自分には想像もつかなかったでしょうな。
けど本当に想像がつかなかった未来ってのはPS4で東方が遊べる時代が来るって事だったのかもしれませんけどね。
それどころか今やニンテンドースイッチにも東方の同人ゲームが移植される予定があったりするんですから、あの時代に活躍していた人たちはまだみんな頑張っているんだなぁと思えて様々な感情が胸にこみ上げてきます。
時代を経ても変わらぬ物がある所か、まだまだ進化を続けているって凄い事だと思いますよ。
スイッチで何かゲームが出たら応援の意味も込めて買ってみましょうかね。

*1:でも音楽だけで満足しちゃってゲームやらなくても良い出来ってのはある意味性質が悪いのかもしれません。もちろん良い意味で。