電脳コイル 第1話「メガネの子供たち」 第2話「コイル電脳探偵局」

何やらネットで評判が良かったんで、第1話の再放送と2話の放送分を見てみました。
世界背景の説明があまり無いんで、最初は現実世界なのか「.hack」や「ナツノクモ」みたいなネット世界の話なのかちょっと解らなかったんですが、2話まで見る分にはどうやら現実の話っぽいですね。
それに高度に発達したネット世界が「電脳メガネ」を介して見えたり触れたりするという設定でしょうか。
…というか、現実だとかネットだとか言う以前に話が面白いんで、その辺を差し引いても続きが気になる牽引力があるのには心底びっくりしました。
初見では絵面に癖があって微妙に好きになれなかったんですが、見ていくうちに「それでも町は廻っている」に近い感じがしてきて好感が持てるようになりましたし、ジブリっぽい雰囲気が妙な懐かしさを醸し出していて、徐々にハマっていってしまいますね。
何と言うか、一言で言うなら「近未来的少年コナン」って所ですか。
今時こういう元気な魅力を持った作品は珍しいですね…。
でも電脳メガネの所為でキャラの顔が妙にブタっ鼻に見えてしまうのはやっぱりマイナス印象だと思います。
これさえなければもっと万人にすんなり受け入れられそうなんですけどねぇ…。
まぁ、個人的には気に入ったんで、視聴を継続させて頂こうと思います。
最終的な物語の着地点が予想できないんで、続きが楽しみです。